●ダイソン掃除機に異変?
うちにはダイソンの掃除機があります。「吸引力の変わらないただ一つの掃除機!」で有名です。機種はDC35、かれこれ6年以上我が家の掃除を担ってくれています。
ある日モーターヘッドという掃除機の吸い込み口の車輪のタイヤがすり減ってしまっていることに気が付きました。
よく見ると、すり減っているタイヤは4つのうち前についている2つだけでした。
経年による劣化のせいか、やはりゴムなので寿命なのでしょうか。床にあたる部分だけゴムがなくなっています。
ゴムがないせいかフローリングの床に擦れているような音がしていました。そして、ローラーがうまく回っていないせいか動きがスムーズではありません。ゴムがなくなった分タイヤが数ミリ低くなってしまったため、ズリズリと床に擦れてしまうのだと察します。
●何かよい改善策はないものか?
ローラーだけの問題ですのでモーターヘッドそのものを交換するのってちょっと...。と思ったので、ローラーだけを交換できないものか考えました。ちなみモーターヘッドは結構高いです。7、8000円くらい。
ダイソンのお客様窓口に相談の電話をかけてみました。
すると、「残念ですが小さいタイヤの交換パーツはございません」とのことでした。
やはりモーターヘッドごとの交換になるそうです。
どうしてパーツ売ってくれないのだろう。
しかもうちのDC35。この間電池を交換したばっかり。モーターヘッドを新しくするか、いっそのこと新しい機種にしてしまったほうがいいのか....。
●自力なんとかできないか?
これでもDIYerのはしくれです。なんとかDIY初心者のわたしでもできないものか。
DIYでできることはないか考えます。必要は発明の母とかの偉人も言っているではありませんか。
ゴムのようなものを車輪にかぶせることがdwきればよいわけです。
ゴムの材質のものといえば、「シリコンシーラント」です。お風呂場の隙間に埋めてあるあの白いゴムのようなものと言えばイメージできるでしょうか。
それをタイヤのゴムがわりにぬってみることにしました。
ぬりぬりと塗って、ヘラで形を整えて乾かすこと3時間。
だいぶ固まってきました。
完全に乾くとまるでほんとのゴムのようです。
ためしに掃除機をかけてみると以前よりもスムーズな動き!
これはいける!?
●数日後
何回か掃除機使った今日。ローラー部分を見てみると...。
「あれっ!ない!」ガーン!!
なんとシリコンシーラントを塗った部分がそっくりそこままなくなっているではありませんか。けっこう時間かけてぬりぬりしたのに。とほほ。
結論。やはりシリコンシーラントでは耐久性はわずか2日ではがれてなくなってしまうことがわかりました。
ここは潔くあきらめてモーターヘッドを購入した方がいいのでしょうかね。