物干し金具というのは、大抵どの家にも付いている洗濯物を干す物干し竿をかける金具のことです。あの穴が4個くらい空いていてそこに物干し竿を通せるようになっています。
うちにもそんな物干し金具はあらかじめついいていたのですが、二階のベランダのみで、一階にはありませんでした。
きっと二階のほうが日当たりがよいので洗濯物は二階で干すことを想定したつくりになっているのだと思います。
でもわざわざ一階で洗った洗濯物を二階までもっていって干すのは面倒です。洗濯って小さい子供がいると毎日しなくてはいけないので本当に重労働です。毎日洗濯して毎日二階に持って上がって干して、そして乾いたら持って降りてって繰り返すのは考えただけで大変です。
一階に物干し金具があったらいいのになあという妻の要望を叶えるために取り付けに踏み切りました。
●物干し金具の購入
物干し金具で有名なのは川口技研でしょうか。あのホスクリーンで有名なメーカーです。
今回は予算の関係で中古品を買うことにしました。フリマサイトで探してみると「タカラドライウェーブ」の物干し金具が4本セットで5600円で売っていました。即買いです。
物干し金具の設置にはコーチスクリューという専用の太いネジが要ります。こちらもフリマサイトで探して購入。2本で500円。足りない分は別にヤフーショッピングで買いました。
●物干し金具の設置
①まず場所を決めます。床下と床の間から測って205cmの位置が適用と判断しました。
金具を壁に当てて円で印をつけます。
②インパクトドライバーに6mmのドリルをつけて穴を空けます。コーチスクリューの長さが9cmあるので下穴を7cmの深さまで空けます。
③空けた穴にシリコンシーラントを注入します。このとき役に立つのがコーキングガンです。これで雨水が穴が入るのを防ぎます。
④ネジを締めます。ソケットレンチがあると便利です。自分はインパクトドライバーだけだとレンチが固くて回らないので(ここらへんが初心者DIY)手で締めました。今回買ったソケットレンチはこちら。自転車にもいろいろと使えそうです。ちなみに使ったコーチスクリューのサイズは13mmです。
これで完成です。
取り付けてから2週間ほど経ちますが、洗濯物を干すのがすこぶる楽になりました。
初心者におすすめできる気軽なDIYです。
いかがでしょうか。インパクトドライバーがなくてもドリルドライバーでも対応可です。