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GACKT英語塾の魅力〜英語力は身につくのか〜

 GACKT英語塾とは話題をよんでいるYouTube の英語学習動画です。GACKTさんを敬愛する1ファンとして「どんなこと教えているのかなあ」と気になり視聴してみました。ファンでなくっても日本人であるGACKTさんが教える英語ってどんなものか気になりませんか?格付け番組でも超一流のGACKTさんの英語ってどんなものでしょう。

 この記事では英語ガク習塾で身につく英語力について感想を述べたいと思います。記事を読めば話題の「GACKTさんの英語ガク習塾の魅力」について知ることができます。ここでは、ガク習塾の内容の要点をまとめるということよりも「どんな英語力がつくか」ついて説明します。3分程度で読めます。お付き合いください。

 

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目次(タップできない)

⚫︎自分の英語学習歴

⚫︎はじめに〜GACKT英語ガク習塾について〜

⚫︎発音矯正に特化したレッスン

⚫︎ガク習塾のここが魅力

⚫︎まとめ〜英語力は身につくのか〜

 

⚫︎自分の英語学習歴

 「偉そうなこといってオマエは何もんじゃ?」と思われた方。失礼いたしました。

 私自身生まれも育ちも日本の日本人で、ほとんどの方と同じように英語を中学校から学習し始めました。大学では好きな英語を学習し続け、ほとんど独学で英語力を身につけました。大学在学中は英語スピーチ活動を行うクラブに所属してマニアックに英語をずーっと学び続けておりました。英語の発音の基礎は日本に居ながらにして身につけました。在学中に1年ほど英国に留学はしましたが、留学前に英語力の要となる部分は身につけたと言えると思います。留学後ですが、実用英語検定1級レベルまで力を伸ばしました。日本に居ながらにして英語力をつけたと自負しております。学生時代はほとんど英語な日々を送っておりました。もちろん発音が完璧だなんて思っていませんが。英語は唯一自信のある特技の一つです

 

⚫︎はじめに〜GACKT英語ガク習塾について〜

 英語ガク習塾とはアーティストであるGACKTさんが配信するYouTubeのオフィシャルチャンネル「がくちゃん」動画の一つです。

 GACKTさん自身多くの外国語(英語、中国語フランス語等)を習得しており、コロナ禍で自粛の中、英語を学びたいと思っている人に向けて作られた動画です。2020.5.9現在Lesson3まで配信されております。興味がある方は見てみてください。↓

 


英語ガク習塾 Lesson 0 〜塾長のご挨拶〜

 Lesson 0と1を見ると、ガク習塾ではレッスンを受ける上で大切なことを提示しています。

 まとめるとレッスンを受ける上で大切なことは以下の6つです。

①毎日やる

②できるまで続ける

③手鏡で自分の口を見てやる

④SIRIを使って発音を試す

⑤覚えたことを誰かに教える 

・覚えたフレーズはパソコンで50回タイプ。

⑥大きな声で練習する

 

※ガク習塾はアメリカのネイティブ英語の発音を身につけることねらいとしています。

 

 上記の6つは当たり前のように感じるかもしれません。しかし、非常に大切なポイントを述べられています。どうしてか?わたしが考える理由は2つです。

 1つ目は英語学習者として知っておくべき心構え(mindset)です。英語学習について、私は学ぶ内容というよりも学び方に焦点を当てるべきだと思っています。シンプルに言うと学習者スキルというのでしょうか。

 多くの方が「英語が話せるようになりたい」と思い勉強し始めますが、そのほとんどの方は道半ばでドロップアウトしていくの現実です。どんな練習どれだけの時間をかければ英語を身につけることができるのか。これを知らずして英語学習者とは言えないと思うのです。言うまでもなく一朝一夕では決して身につきません。

 ガク習塾では、「どんな練習を」「どれくらい」を意識した内容になっています。動画時間が1時間以上あるのもそういった理由からでしょうか。GACKTさんが何度も発音を聞かせてくれます。それを見て聞いて、繰り返すことの重要性を再認識することができるのです。

 英語の学習方法の一つに音読が挙げられますが、動画の練習方法はその中でも初級レベルの方でも十分取り組めるリピーティングに当たります。文字通り繰り返し聞く、繰り返し言うが基本の学習方法になりますが、このリピーティングほど取り組みやすくすぐに効果はあがる学習方法はありません。

 2つ目の理由は、英語の発音を習得するには筋トレのようなトレーニングが必須だからです。

 GACKTさんの言うように英語の発音には、日本語にはない要素がたくさんあります。特に子音が多い。[t、s]は比較的日本語の発音に近い部分もあるかもしれませんが、[r,l]は日本語にはない発音なので難しいことでよく知られていますよね。

 そんな日本語にはない発音を身につけるためには口(口形)やその周りの筋肉を鍛えて動かしていく必要があります。できるようになるまでには相当な時間がかかります。GACKTさんはもともと耳もとてもいいのでしょう。英語特有の発音を耳でコピーして自分で発音するという練習を継続して続けてきたのだと思います。だって体の筋肉だって、力がつくまでには時間がかかりますよね。ガク習塾ではこの日本語にはない発音の特化して相当な時間をかけて教えています。

 

⚫︎発音矯正に特化したレッスン

 先程も書きましたが、ガク習塾は正しい英語の発音に焦点を当てた一点突破の講座です。レッスン1の動画でも[I'm ]の発音にとても時間をかけて教えられています。[sorry]発音についてその歴史に触れるなど「どこでそんなことを知ったんだろう」と思うようなマニアックなネタもあります。

 [r]を取り上げて、曖昧母音から舌の動かし方まで英語を紙の上に書くような言葉というよりも音声としてとらえています。[r]の発音の際には、従来の単語の前に「ウ」をつけて発音する方法を喝破するなどこだわりの詰まった内容になっています。

 動画ほとんどすべてが発音練習のレッスンです。GACKTさん自身がはしょらずに繰り返し手本を見せてくれるので、一緒に発音練習ができる点と、「これだけ練習する必要があるよ」っというイメージが掴める点がいいです。ちなみにレッスン1は1時間10分もあります。長いのには上記のような気合い(気愛)の入った理由があるのでしょう。いつかのイチナナライブでも(その頃はまだ動画の作成途中)「本気で英語をやりたい人だけ見てほしい」と言っていました。

 発音するときの舌の位置・形から発音記号、フォニックスといったかなり専門的なところまで扱っています。大学の英語音声学で扱うような内容です。中にはイギリス英語にはないアメリカ英語特有の発音もありますが、それは国による英語の多様性を知る上でもよいと思います。

 何より教える側のGACKTさんが楽しそうなのがいいです。あと「最初はなんとなくそれっぽくでもいい」というのがいいですね。発音を気にして神経質になりすぎるのも学習の妨げになり得ますので。

 

⚫︎ガク習塾の魅力

 ズバリ英語ガク習塾の魅力とは。

 まずは、GACKTさん自身が教えてくれる点です。ファンにとってアーティストとしてのGACKTさんとは違う面に触れられる新鮮な感覚です。極度に編集してないので画面越しではありますが、GACKTさんのプライベートレッスンを受けているかのようです。

 次に、決してお遊び感覚で作っていない。内容の濃いガク習内容です。「そんな英語音声学的な内容をどこで学んだの?」と言いたくなるくらいマニアックです。海外(英語圏)の語学学校の講師にも通用するレベルの内容になっていると感じました。やるならとことんやるGACKTさんの魅力の詰まった内容です。

 

⚫︎まとめ〜英語力は身につくのか〜

 GACKTさんがYouTubeのがくちゃんで配信する英語ガク習塾の魅力とは何か。簡単にまとめると次のようになります。

 

・画面越しではあるがプライベートレッスンを受けられるような感覚。

GACKTさんの熱い思い詰まった講義内容

・発音に特化した大学並みのハイレベルな練習

 

 そして「英語力は身につくのか

 答えは、Yes and No.いわゆる「英語力」は発音だけよければいいというものではありません。もちろんGACKTさん自身も重々お分かりだと思います。発音がよいことが直接、英語力につながるとは思いません。(発音がよいことはとても大きな強みですが)飽くまで発音は英語力の一部です。

 また、英語はコミュニケーションのツールであるため、人とコミュニケーションを取るためには最低限の言葉が話せて(speaking)、それが相手に伝わり、そして相手の言っている言葉が分かって(listening)といったような複合的なスキルが合わさった力が求められます。(同じくwritingとreadingでも)当然発音が完璧だからといってコミュニケーションがとれるとは限らないでしょう。

 逆に発音を強調しすぎるあまりにコミュニケーションが窮屈にならないかどうか心配な部分があります。

 しかし、練習した分だけ結果としてはっきりと出るのが発音かもしれません。(時間はかかりますが)発音にスポット当ててとことん練習するのも「力がついた」と実感できる英語学習方法の一つでしょう。(発音がいいと同じ内容を話していても英語力が高いように思われます)

 英語に対する自信をつけてほしいため、真っ先に発音から教えたいという意図があるのかもしれません。

 

 とまあ、いろいろと能書きをたれましたが。今後ガク習塾がどのような形で続いていくのか見ものです。

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