ワイは初心者DIYer〜お手軽DIYから難関DIYのわくわく挑戦譜

初心者でもできるお手軽DIYや難易度の高いDIYへの挑戦

♯1 DIYでサイクルポートをたてます〜ハツりにはコツがある

⚫︎はじめに

 自転車を雨や紫外線から守るサイクルポート。ついに、うちも立てることにしました。

 雨の日に自転車が濡れないだけでも十分助かります。雨の日ってただでさえ準備が忙しいのにタオルで拭くのは大変ですから。

 それに自転車も長持ちします。

 前回、初心者でありながらも試行錯誤でルーバー型のフェンスを立てることができました。

 コンクリートのはつり方や、コンクリートでの支柱の立て方なんかは経験済み。きっとサイクルポートも立てられるだろうという思惑です。

 選んだサイクルポートはリクシルフーゴfミニというもの。既製品です。「なんだよ既製品かよ」と思われた方。初心者DIYerなんで1から作れるわけないでしょ。ということで決まった材料をキットのように買って自分で立てるというDIYということでお願いします。

 

 フードfミニは木調色といって屋根の部分に木目があり、普通のサイクルポートよりも若干グレードが高め。そうです。DIYなら施工費が安くすませられる分、よりグレードの高いサイクルポートを買うことができるのです。

 ちなみにインターネットでいろんなショップを見ましたが、一番安かったのがエクスショップという関西にある外構専門のショップ。届く前に銀行振り込みするというハードルの高さがありますが、とにかくお得。DIYでもキャッシュバックキャンペーンが適用されてただでさえお得な価格からさらに9000円くらい値引きしてもらいました。

 

⚫︎施工準備と開始

 早速施工の準備に取り掛かります。

 以下の手順で進めていきます。

 

①事前に説明書をダウンロードしておく

②柱を立てるところを墨出し

③土間コンクリートを砕く(ハツる)

④穴を掘って支柱を埋める

⑤以下説明書通りに組み立てる

 

①事前に説明書をダウンロードしておく

  これはできれば早め早めにやっておくことをおすすめします。インターネット上のリクシルの法人向けサイトにて説明書をダウンロードすることができます。今の時代こんなものまでインターネットで手に入るってすごいですよね。

 読むのは初めは難しいんですが、施工説明書をあらかじめ読んでおくと、どんな工具が必要かとか、サイズが正確にわかるので事前に準備できます。

 わたしの場合、サイクルポートの柱と柱の間(芯芯)が2600mmということが説明書から分かっていたのであらかじめ穴を掘っておくことができます。こうすることで作業がとてもスムーズに進みます。

 サイクルポートに限らずメーカーが作っているものなら(ウッドデッキとか)施工説明書がインターネットで手に入りますから事前にダウンロードしておくとよいと思います。

 

②柱を立てるところを墨出し

 墨出しとは....。

 建築現場で、柱・梁・壁面などの構造体に工事の基準となる線を、設計図面通りに墨やインクで記すこと。

 「デジタル大辞泉より」

 わたしの場合柱を埋める場所とそのために掘る場所がどのぐらいのサイズなのかをコンクリートに直に印しました。

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 線を引くのに使ったのは子どものクレヨンですけどね。

 説明書通りに縦40cm横30cmの線を引いてそこのコンクリート砕き穴を55cmほっていくことになります。

 あとは線は引きませんでしたけど、墨出しこそしなくても柱より外側155mmまで屋根がくるとか、幅はこのぐらいとかは事前に測って知っておく必要があるでしょう。

 もしも障害物があったり、納まりきらないサイズだったら施工できませんからね。

 家の前の駐車場スペースに約縦300cm幅??cmのサイクルポートを立てます。大きすぎるかなと思いましたが、自転車を真横ではなく斜めに止めないと通路が狭くなるし、今後自転車を最低4台止めることを思うとそれぐらいの大きさが必要だという結論に至りました。

 

③土間コンクリートを砕く(ハツる)

 さあいよいよ工事って感じになります。なんていったってコンクリート砕くんですからね。

 以前書いたブログ「初心者DIYerが目隠しルーバーフェンスを立てる」のときにコンクリートのハツリ作業に初チャレンジしました。

♯4 初心者DIYerが目隠しルーバーフェンスを立てる - ワイは初心者DIYer

そのときに使ったのがディスクグラインダーと電動ハンマです。電動ハンマはピックとかいう言い方もあるそうですが、商品名は「電動ハンマ」です。今回も前回と同じようにハツっていきます。

 コンクリートを砕くのは時間がかかる作業ですがコツを掴めば意外と楽に感じます。

 まずディスクグラインダーでハツる箇所に溝を入れます。ディスクはコンクリート切り出し用のものを使います。

 削ったコンクリートの白い煙がすごいので風向きとかご近所の洗濯物とか気にしたほうがいいです。

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 写真のように切り込みをいれました。ディスクグラインダーはあまり深くは切り込めませんがぎりぎりいっぱいまで掘っておきましょう。

 そしてできれば四角形の中にも線をいくつかいれておくと後のハツり作業効率がグンとよくなるはずです。とりあえず斜めに4本いれてみました。初心者ですので前回の反省を生かしております。

 続いて電動ハンマでガンガン削っていきます。電動ハンマのドリル部分?は先が平たいもののほうがハツれる量が多いです。彫刻刀と一緒です。三角刀より平刀や切り出し刀のほうが

ガンガン削れるじゃないですか?(あれピンとこない?)

 コツは先程の溝を使って削っていきます。

写真のように電動ハンマの刃を斜めに溝に向かって突き刺しボコっとコンクリをとっていきます。

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 適当に電動ハンマで叩いても刃がコンクリートに埋まっていくだけなんです。だからポイントを狙って斜めに刃を立てていくのがポイントです。

 あとは全体的にハツるというよりかは一箇所を最後までハツってあとは、できた穴を広げていくという具合です。驚くことにコンクリートは表面は硬いですが、中は意外と脆いです。

 上記のようなコツを掴めば初心者でもガンガンハツれますよ。

 これまた音が大きいのでご近所に気を使います。子どものお昼寝の時間を避けて、午前中か夕方と時間を選んでやりました。

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 写真は15分ぐらいハツったところです。まだまだ先はありそうです。長い間やると手が腱鞘炎になりそうなんで、わたしの場合は細かく時間をとりながら作業を進めていきます。

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 とりあえずもう30分間ハツってこの程度です。どうでしょうか。自分で言うのもなんですが前よりもグンと上達しました。

 次回へ続く。

 

 

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