収納力抜群のおしゃれなシューズラックをDIYで作ろうとしています。こちらです。
[rakuten:scope:10007491:detail]
材料はSPFで、最後の仕上げは無垢の感じを生かしてオイルフィニッシュか無垢のままにしようと考えています。さて第2回となる今回は「相欠接ぎ」(アイカキツギ)という技術を要するところの作業です。
写真のようにただ木を組むのではなく、お互い欠ける部分を作って組み合わせるというものです。こっちのほうが丈夫でなによりすっきりとしたフォルムになりエレガントです。つまりおしゃれです。難易度はとても難しいわけではないらしいのですが、初心者DIYerにとってはどうなんでしょうか。今回はそこもはっきりさせたいと思います。
深さは3cmの半分で1.5cm。溝はノコで刻んで切り込みを入れて金槌で叩いて割り、割れたところをきれいになるまでやすりがけしたらいけそうな気がします。
読んでもよく分からないと思うので写真で説明!
①切り込みを入れる
どこに切り込みを入れるのか見当をつけて鉛筆で印をつけます。印に合わせて電動のこで切り込みを入れていきます。細かく1cm未満単位で切っていきました。丸ノコをのベースについているガイドを調整すると一定の深さで切り込めます。
②金槌で叩く
切れ込み部分を横から金槌で叩いてパキパキと折り砕き、取り除きます。
③タガネで削る
いびつになっている箇所がなるべく平らにきれいになるようにタガネもしくはノミで削り整えていきます。タガネというのは彫刻刀の平刀が大きくパワフルになったようなものです。
今回初めてやる作業になります。
④やすりがけをする
ある程度平らになっているところがさらに平らにすべすべになるようにやすりがけをします。最初から紙やすりでもできると思いますが、時間がかかりそうなので、木工用のやすりセットがあるとよりやりやすいでしょう。
少し隙間が開いてしまいました。ジャストフィットではありません。この辺が初心者DIYerですね。
なぜか木材があと少しだけ足りませんでした。DIYの材料は失敗した時のことも考えて余裕をもって仕入れるべし。
⚫︎まとめ
いかがでしょうか。今回アイカキツギという技に挑戦してみました。
全部で10箇所以上作業したので、2時間弱かかってしまいましたが、電動丸ノコがあれば可能な範囲だと思います。
逆に言うと電動丸のこなしで普通のノコギリでやると極めて労力を使う作業だと思います。
さて「相欠接ぎは初心者DIYerでも可能かどうか」ですが、これは可です。やってみて思ったことは難易度はそれほど高くないということです。ノコを入れる箇所とその深ささえ気をつければきれいに欠くことができそうです。
次回はアイカキツギの残りと、靴を乗せる棚板をつけます。