息子が愛用していたヘッドホンが壊れました。
有線式(今時ですが)で、子供用に音量が大きくなりすぎないようになっているヘッドホンです。
壊れたのはイヤホンジャックの部分。
iPadに差し込んだ後に取ろうとしたら、ジャックの先が中に入ったままになって残りだけ出てきたというもの。この説明で意味が分かりますか。
つまり先っぽが取れちゃった。
差し込み口は塞がってしまい、いろいろと試しめみましたが無理そうなのであきらめました。
その代わりといっちゃなんですがヘッドホンぐらいは修理しようと思いました。
よっしゃ!Let'a DIY!!
①材料を用意する
作業に必要な材料を用意します。
ミニプラグはヨドバシやAmazonで買いました。サイズは3.5mm用です。200円程度でした。
ハンダとハンダごてはダイソーで買ったもの。
あったらいいものでハンダの吸い取り線。
ハンダづけになれてなくてハンダをつけすぎたり、つけたハンダを一回とりたいときに必要です。
②ケーブルを切る
早速作業に入っていきましょう。まずはケーブルをカットします。
②導線むき出しにする
むき出しにした導線をミニプラグにつける作業に移ります。
③プラグにはんだづけする
そのとき写真ようにつけないと音は出ません。これが正解です。
わたしの場合ハンダも導線も初心者なのでインターネットで情報収集した際に、赤色の導線がプラグの長い金属、緑色が短い金属につけるというふうにしか知り得ませんでした。
ます。
わたしのような初心者が落ち入りがちな失敗は、赤と緑の導線をそれぞれのプラグにハンダ付けして終わりというものです。
しかし、試行錯誤を重ねていくとこれでは音が鳴らないことに気がつきます。
何が足りないか!?
それはGNDと呼ばれる赤でも緑でもない銅色の線のことです。
最初は上の写真のように銅色の線も一緒にネジネジしてハンダ付けしましたが、これが失敗。
本当は、緑色と赤色は別々にして、残った銅色2本をネジネジして一本にするのが正解でした!すると下の写真のようになりました。
これだと音が蘇ります。
④作業完了
値段にして1000円程度のヘッドホンですが、今回のDIYを通してヘッドホンやイヤホンの導線のしくみを知ることができました。それだけでなくハンダ付けのいろはともいうべき先に導線側にちょっとハンダをつけておくコツや、予備ハンダとよばれるプラグ側にちょっとハンダをつけておく方法も知りました。
これぞ値段には代えることのできない至高の喜びというものです。