お部屋におしゃれな観葉植物があるとインテリアが生えますよね。
よくインテリア雑誌で見るみんなが憧れるお部屋は必ずといっていいほど、観葉植物がおいてあるものです。
でも、観葉植物はけっこうお値段がかかるんですよね。
インテリアにガンガンお金をかけても平気という人はいいかもしれませんが…。
そこが、おしゃな部屋を作れる人と、そうでない人の差のような気もしますが...。
もう!とにかく!←何が?!
今回は、おしゃれインテリア界でよく使わている観葉植物の一つ「フランスゴム」を挿し木で育てることにチャレンジしてみました。
↑けちなことやらずに潔く買えよ!
これから挿し木をやろうと思っている人、挿し木してるけど、根っこでてこないっていう人のために参考になればと思います。
●挿し木(さしき)って何?
「挿し木とは広義には植物の茎と根を兼ね備えない一部分を切り取り、そこから茎と根を具備した独立個体の植物に仕立てる無性繁殖法である」(ウィキペディアより引用)
のようです。
今回は、フランスゴムのカットされた枝をフリマサイトで購入し、そちらを下の図のようにさらにカットして、水につけるという方法で発根(根っこがでること)させようとしました。
しばらくリビングで、発根するまで様子を見ていましたが、1カ月たってもなんの変化も見られませんでした。枝は水を替えれば、枯れることもなく生きているのですが、なにせ全く発根する気配はありませんでした。
一応、「メネデール」という発根促進剤を買ってためてしてみましたが、根はでてきませんでした。
そして、水に入れてから、3カ月くらいたった頃。3つある枝のうち2つが枯れてしまいました。
「残ったのはあと1つの枝だけか。このままこの子も枯れてしまうのか」
と半分あきらめかけていました。
ところがある日いつものように水を新しいものに交換しようと枝をもちあげると、
何やらうっすらと白くて細いものが出ていることに気が付きました。
「もしかして発根してるー!!?」
数日後、その根っこらしい部分は、どんどん長くなっていきました。
そうやっぱり発根していたのです!
一般的に挿し木する時期は5月頃からと言われています。今回は、11月という全く適していない時期でした。にもかかわらず発根できたのは、2つの理由があったからだと思います。あくまで個人的に感じた理由ですので、絶対ではありません。
時期でないのに発根できた理由
①部屋の温度が15度以上あった。
②カットした枝の中でもいちばん若い枝が発根しやすい。
①2月に入って妻が在宅ワークになりました。そのおかげで部屋の中は暖房で日中でも22度程度を保つようになりました。室温が20度以上、夜中でも15度以上保てたのがよかったのかもしれません。
②カットした枝の中でも、最後まで生き残ったのは、いちばん若い枝でした。若いということは生命力が高い証拠、発根率も高くなると思われます。
何よりも、ほぼあきらめかけていた発根が突然起こったことに感動しました。
一見見た目では何の変化もないと思っていたことでも、実は枝は生きていて、眠っていただけだったんですね。
一つの哲学をそこに見たような気がしました。
一度発根すると、あとは少しずつ根が伸びていきました。
このままどこまで大きくなっていくのか見ものです。