「初心者DIYerですがサイクルポートを立てます」の第二弾。今回はコンクリートをハツり終えたところからです。
④穴をほって支柱を埋める
ハツり終えたところでサイクルポートの支柱を立てるために穴をほっていきます。その深さなんと55cm!
プロの人なら穴をほる専用のスコップがあるのでしょうが、うちにはありません。ということで普通の移植ゴテを使います。縦に深い穴をほるのはなかなか至難の技です。移植ゴテだと掘り始めはいいんですが、深くなればなるほど手が届かなくなっていくし、少しずつしか土を取り除けないんです。移植ゴテ以外にいいものがあったら知りたいです。
さて、そんなこんなで支柱を立てるための穴を二つ掘り終えました。
かかった時間はハツり1時間×2ヶ所
基礎穴を掘るのに1時間×2ヶ所
合計4時間です。
穴を掘り終えたら早速支柱を立てていきます。プロの方なら効率よく仮で押さえた状態でコンクリートが固まらないうちにどんどん組み立てていくんでしょうか。(そのほうが歪みが生じても修正がきく?)うちは一人でやってるし、初心者ですので一歩一歩という感じです。
今回はとりあえず支柱を2本コンクリートで立ててみました。
普通サイズのバケツ2杯分のコンクリートを作って基礎穴に流し込みます。
もちろん支柱は2本が水平になるように調整します。難しいのは支柱の微妙なポジションです。斜めにならないように、そして支柱の間は芯から芯までで260cmになるように慎重に水平器をなんども当てて調整しました。
写真のように一方向だけ支える簡易的な押えですが、これでなんとかいけました。壁支柱の間に角材を挟みこんで壁から3cm間をあけました。
この支柱をバランスよく立てるのに苦戦して4時間もかかってしまいました。雨も降ってきて疲労困憊でした。
全くDIYなんかでやるからこんなに大変なんですよね。でもこれが醍醐味ですかね。
ここまでで作業時間が合計8時間かかっています。
⑤以下説明書通りに組み立てる
2本の支柱が固定されたところでようやく部材の組み立てに入ります。ここからは説明書通りです。多少はしょります。
支柱にブラケットを差し込みボルトで固定。
ラチェットレンチがあると便利です。
カバーをところどころつけます。コーキングで接着します。着けるときこのコーキングがはみ出して拭き取りが大変です。タオルで拭き取るよりキッチンペーパーみたいな紙で拭き取って捨てるのがお後がいいでしょうね。
脚立に登って枠をビスで固定していきます。このビス(ネジ)を打つときに固すぎて回すのにかなりの力が入ります。ねじ穴にまっすぐ立てて回しているのにかなり固いです。製品の作りでしょうか。
屋根以外の部材は全て組み立てました。ここまで立てるとゴールが見えてきました。木目調の色が思ったよりも薄くて家になじみます。
気になったのは気をつけて組んでも数ミリのズレが起こることです。こっちのネジは穴にぴったりと打てたのに、こっちはちょっとずれてるということがありました。きっと歪んでいるんでしょうね。(初心者ですので)なんとかねじ込みましたが。
これはわたしの勝手な予想ですが、きっとプロの方は歪んでもいいように支柱を立てるときにコンクリートを流し込まずに仮で押さえながら組むのだと思います。それかコンクリートを流しても完全に固まらない状態で組み立てる。
支柱が固まってからだと修正が難しいです。
ここまでの組み立ての作業時間は約4時間。
合計12時間です。