⚫︎アルミ角柱用意
240cmあるアルミ角柱(一本約15000円)を230cmに詰めて、深さ40cmの穴に立てる計画。
これで190cmのルーバーフェンスになる。
順番としては、
①アルミ角柱の場所を決める
②実際立ててみる
③レベルを調整する(水平にする)
④コンクリートを流す
⑤微調整
⑥養生
となるわけだが、素人には難しい。素人は素人でも何せ初心者ですから。
①アルミ角柱の場所を決める
75mmのアルミ角柱を30mm間隔で並べる。
途中にガス管があったので発泡スチロールで管をカバーしてそこだけ10cm近く底上げした。少し不安だが、直接砂利を敷くとガス管が痛むんじゃないかという不安があった。
またもし修理がピンポイントでこの部分のガス管に必要なら右から4本目の真下ってはっきり分かるしね。
角柱75mm×8本=600mm
間隔30mm×8=240mm
全長で840mmの長さとなる。
②実際立ててみる
やはりガス管がネックだった。
ガス管の上に一本乗せることになるがその横に並ぶ一本が間ギリギリ30mmとれるかどうか難しい。33mmくらいになるが致し方ない。
③レベルを調整する
土を角材で叩いて平にし、その上に砂利を敷いて、実際にアルミ角柱を置いて水糸で水平を出す。最初は砂利なしでやろうとしたが、それでは微調整できないことがわかった。
微調整難しい。その道の方からしたら基本中の基本なんでしょうけど。
8本全てを水平にするには細かい微調整がかかせない。
④コンクリートを流す
コンクリートとはセメントの粉に砂と砂利と水をたしたものをいう。砂利は入っている分値段は上がるが、強度も高いらしい。
トロ船?という大きな入れ物で混ぜて作るらしいが、そんな大きないれもんはうちにはない。
衣料ケースの引き出しで代用した。
よく練ることが大切。ソフトクリームのような具合になったらいい頃合いだろう。
「コンクリートを流す」と書いたが実際は角柱との隙間にスコップで入れていくといったほうが正しい。一気に流し込みたい衝動に駆られるがそこは我慢して細かく入れる。
コンクリートを作る分量は、セメント1に対して砂3、砂利3だが、この通り作ると砂利が大きくてゴロゴロした感じになる。あっているのだろうか。不安だったので、セメント1、砂3で「モルタル」を作って上から流し込む。
⑥微調整
柱をとりあえず立てて、コンクリートを流し、微調整という計画だったが、一度コンクリートを入れると少しでも動かすのが難しい。
もちろん動くのもあるが動かないアルミ角柱もある。
間は30mmの予定が35mmくらい空いちゃうのも出てきたので一度抜いてやり直した。
一回角柱を抜くとコンクリートも全部出さないといけないので重労働。
でも、間隔がマダラになるよりいい。
一本ずつアルミ角柱を並べ、間をシッカリと詰めながら、コンクリートを少しずつ入れていくと微調整もその都度できるだろうと反省した。
初めてのことが多いDIYに失敗はつきもの。要は失敗したときにそれをどうやって挽回したりベターな状態にもっていくかが勝負だ。
締めくくりは角材などでおさえてコンクリートが固まるまで待つ。
水平器を使って一本一本水平かどうかも調べつつ、横一直線に並んでいるかどうかも確かめていく。
コンクリートが固まるまでの間はまだ少しなら調整可能だから。
⑥養生
この日はあいにくの雨だった。直接雨がコンクリートに入るのはよくない。(たぶん)
そう思ったのでブルーシートをかぶせて、外界からのモノ侵入防ぐ。
丸一日置いておく。
雪降るなか一人佇むブルーシートを纏ったフェンスが寒そうに見える。
いよいよ完成!
あとはセメントを入れたところをホワイトセメントで上から左官で仕上げてすべての作業が終わりとなる。