我が家の玄関。家族も増えたせいか靴がだんだんと増えてきました。玄関に並べられた靴を見るとまるでたくさんのお友達が遊びに来ているようです。今はまだサイズの小さい靴たちですが、子どもが成長するにつれて大きくなっていくと思うと、今から対策を考えておかねばと思います。
初心者DIYerのわたしに妻から要望が来ました。「この靴をなんとかしてほしい」「収納を作って欲しい」と。そして「こんなのがあるよ」と見せてもらったのはこじゃれたおしゃれな木製のシューズラック。
SIDE BY SIDEの「シューラック」と名付けられたそれは見るからにおしゃれで狭い玄関に置いても自然と馴染みそうです。洋風にも和風にも合うし、これなら買い!と思って値段を見ると、なんとお値段3万円!
材料使っている木の質がいいんでしょうね。一つ一つ職人さんが時間をかけて作っているんでしょうね。値段が高いのには理由がありますから。
でも子育て家族に3万円のシューラックはちょっと....。と思ったらわたしは結局「自分で作ってしまえ!」とDIYに走るのでした笑
⚫︎DIYで作れるの?
でも職人さんが作るようなシューラックを初心者が作れるの?って疑問がわきますよね。そりゃあ100点は無理でしょうけど、60点くらいのものなら作れるかもしれません。何よりやってみるって大切だと思うんです。特にDIYはその名の通り自分でやってみて分かることがとても多い。難しいと思っていたことも実はやってみたら思ったよりも簡単だったり、そこ逆もあったりと...。
だから「とにかくやってみよう」という気持ちだけで前に進みます。
⚫︎材料の用意
材料はDIYでよく使われる安価なSPF材を使います。理由は2つ。「簡単」「安い」のと見た目が悪くないからです。
写真をみてどんな材料が必要か、どうやって木を加工するのか考えてます。この段階でできると思ったことはやれるし、無理だと思ったら違う方法を考えます。
写真で見ると、木材が真っ直ぐでなく角度をつけて切られているのと、横の三段の枠が接合部で長さが均等でなく、微妙に違っているのが分かります。これは難しそうです。斜めに切るってどうやって?と思いましたが試行錯誤でやってみます。
材料は3×4と2×4の角材を使います。工具は電動丸のこを用意。あとは巻尺、分度器、鉛筆。そして先日買ったばかりの作業台です。
写真を見て大体の寸法を見当をつけてみます。長さはノートに簡単な図面を書いてさあ取り掛かります。
⚫︎角度を10度と決めて切ってみる
写真からおおよそ10度くらい斜めに角度が付いていると予想しました。分度器で10度測って丸のこで切ります。
結果はこのようになりました。
正しく長さを測っても数ミリずれてしまうので思い切って2本まとめて切りました。これで長さの等しい2本の角材ができます。
さて次回は横2本の角材と3段組の角材を合わせるところからやってみます。
実はこの箇所は写真のような「相欠接ぎ」(アイカケツギ?)といってかなりの技術を要するところです。
さあ上手くいくのでしょうか。それとも失敗して別の方法を選ぶのでしょうか。